アクティブシーンで使えるフーディー。ユニクロ VS glimmer【Vol.2 パーカー編】

さて、前回から始まった2020秋冬ユニクロVSグリマーのアイテム対決ですが、早くも第二弾。(まだ一本目を読んでいない方は以下より)

https://www.tshirt.st/jp/casualnote20210210/

今回は、普段遣いからスポーツシーンまで幅広く使えるフードパーカー。いわゆるスウェットのようなコットン地ではなく、ポリエステルなどの化学繊維系のアイテムです。

もともとアクティブウェアに特化したブランドであるglimmerの得意分野。今回は巻き返すことができたのでしょうか、必見です。

UNIQLO「ポケッタブルUVカットパーカ(柄)」

ユニクロのスポーツウェアシリーズとしてリリースされている「ポケッタブルUVカットパーカ(柄)」。商品が多いがゆえに、サイトを見るたび「あ、こんな商品も!」と発見があります。こちらも、そんな商品。

生地感

まず生地感ですが、30デニールのリップストップ素材を採用しておりかなり薄手。スケ感はまったくないのですが、表面と裏面から手を合わせると体温が感じられるほど。

それでいて、UVカット機能と撥水加工が施されているのが驚き。季節の境目は寒暖差が激しくなったり、天候が不安定だったりしますが、こちらが一着あればオールマイティに対応できそうです。

ちなみに専用のケースが付属しており、クシュクシュとたたむと500mlペットボトルよりもコンパクトなサイズ感に。軽量性にも優れているので、携帯性も抜群。男性だけでなく、女性の肩の日焼け防止アイテムとしても良いかもしれませんね。

★ ★ ★ ★ ★ (4.5/5)

シルエット/デザイン

シルエットは着丈短めですっきりとした印象。生地が薄いので、下手に着丈が長くなるとだらしなくなるのですが、よく考えられていますね。

身幅も細すぎず、中にTシャツや薄手のスウェットを着込んでも問題ないゆとりがあります。ちなみに今回は単色モデルではなく、柄モデルを着用。

ダークグレイですが、うすーく柄が入っていることで、遠目から見てものっぺりせず、立体感があります。スポーツウェアらしからぬおしゃれなディティールでしょう。

ただ、生地が薄いのでフードはどうしてもペタッと寝てしまいますね。このあたりは仕方ないでしょう。

★ ★ ★ ★ ☆ (4/5)

価格

価格は2,990円(+税)。いつもながらですが、十分安いです。強豪と呼べる商品がそれほど多くないですが、いわゆるスポーツブランドのアイテムだと倍以上はザラでしょうから、機能性とシンプルなデザインを考えれば素晴らしいコストパフォーマンスでしょう。

★ ★ ★ ★ ☆ (4/5)

glimmer「ドライストレッチフーディ」

続いて、glimmer「ドライストレッチフーディ」。ユニクロとまったく同じではないものの近しい領域のアイテムということでピックアップ。アウトドアシーンで活躍する羽織りです。

生地感

ストレッチポリエステルを採用した生地は、ユニクロのパーカーと比べると、厚みとハリ感が。また、伸縮性にも優れているので羽織った際にもストレスがありません。日常使いだけでなく、運動する際にも使えそう。

厚みだけがあると、フードの立ち上がりがよくなるので、ファッションの観点からいうと、glimmerの生地の方がポイント高めです。4点。

★ ★ ★ ★ ☆ (4/5)

シルエット/デザイン

デザインこそユニクロの柄に比べるとシンプルですが、着用すると生地の質感がより際立ち良い感じ。

こちらも着丈は抑えつつ、ある程度身幅に余裕をもたせているので、スッキリした印象で、中にある程度着込んでも大丈夫。フードの立ちも生地にハリがあるため、及第点。

また、なによりも生地に伸縮性があるので、着心地がすごく良いです。ポケッタブルではありませんが、ファッションアイテムとして使いやすいのは間違いなくこちらかな。

また、ジップが生地と噛み合わないように中に生地が挟んであるのも、好印象。地味ですが使い勝手の上で重要なポイントです。

★ ★ ★ ★ ☆ (4.5/5)

価格

価格は2,190円(Tshirt.st販売価格、執筆当時)。こちらはユニクロよりややお安め。生地感、きれいなシルエットを考慮すると、十分お値段以上のアイテムです。

★ ★ ★ ★☆ (4.5/5)

glimmerの勝利…!

注目の2戦目はglimmerに軍配!。

ジャンル的には同じですが、ユニクロはポケッタブルで、UVカットや防水などの機能性に優れ、一方のglimmerは伸縮性がありつつハリ感のある生地で着用した時のシルエットの美しさ、快適性が優れていました。

今回は価格差の部分でglimmerが僅差ながら勝利。次回は、特に冬場に活躍する”あのアイテム”で比較してみます。ぜひご期待くださいませ。






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