良いものはすべからく”詰まっている”というのが、これまで僕が様々なモノに触れてきた上で感じていること。
家具に用いられる木材も目が詰まっているものほど高価とされますし、ガジェットであれば、高い性能をいかにコンパクトにまとめるかを各社が躍起になって争っています。
これは当然、服においても同じで生地がギュッと詰まっているものは、美しい光沢とハリをもたらします。分かりやすいのがスーツですね。高いスーツになればなるほど、Super~と名がついたような、髪の毛のように細いウールの糸を高密度で織った生地を用いるのです。
9.1オンス マグナムウェイト ビッグシルエット Tシャツ
それならば、Tシャツで“詰まっている”とはどのようなものになるのか。その答えがこちら。
今回、皆さんにご紹介するのは2021年春夏、United Athleの新作としてリリースされた「9.1オンス マグナムウェイト ビッグシルエット Tシャツ(4411-01)」というTシャツ。
特徴はその名前の通りですが、このガッシリとした生地。シャリ感のあるオープンエンド双糸(一本の糸を二本撚ったもの)を密度高く編み上げ、からっとしたドライな質感の残る超ヘビーな生地感に。
United Athleの既存ラインナップには以前紹介した’7.1オンスのtシャツがありますが、それを凌駕するスペックとなっています。恐るべし…もはやスウェットに近いくらいの肉感です。
ギュッと詰まった、ハリ感のある生地が美しい。United AtheleスーパーヘヴィーウェイトTシャツ -CASUAL NOTE
Tシャツの好みはそれぞれですが、型くずれしにくいタフさや、とにかく透けにくいTシャツが良い、という方にはバッチリはまるアイテムかと。
生地が分厚い分、ごわつくのを防ぐためには、身幅・アームを広く取ったビッグシルエットに。
今回はブラック・ホワイトのほかにアシッドブルー・アシッドカーキ・ヴィンテージナチュラルの5色展開・今回チョイスしたヴィンテージナチュラルは、今季トレンドのエクリュカラーぽくて、かなり良い感じ。
こちらは5001-01にも新色として追加されたアシッドブルー。今季はますます店頭でもこういったニュアンスカラー(中間色)のアイテムを見かけることが増えそうです。
着用してみました
175cmの細身体型でMサイズを着用していますが、オーバサイズだけあってかなりゆとりがありますね。こちらは普段ご着用いただいているサイズでピッタリかと思います。
身幅は広くとりつつも、袖を短めに仕上げることで、だらしなくならない大人が着れるビッグシルエットに。
横からはこんな感じ。着丈もちょうどよいです。
春先は、上にデニムジャケットを頬るラフな着こなしに合わせたい。
とにか”しっかり”したTシャツをお探しの方は、まず一度試して頂きたい。きっと手にとった瞬間にその良さを感じていただけるはずです。
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