いよいよ梅雨本番、さらにもうしばらくすると夏がやってきます。つまりTシャツが最も活躍する季節の到来です。
しかし、薄着の季節になると気になるのが洋服・Tシャツの「臭い問題」。だれでも一度や二度、お気に入りのTシャツが洗っても「なんだかクサイ…」となった経験があるのではないでしょうか。
しかも一度臭いが付いてしまったTシャツは、なかなか落とすのが、難しい。二度三度と洗濯機を回しても、まったく改善しないこともしばしば。
今回は、そもそもTシャツの臭いの原因とは?という部分や、臭いの予防法、さらには改善方法などをご紹介していきます。
Tシャツの臭いの原因、汗ではなく実は「菌」?
特に臭いが気になってくるのは、汗を書きやすい夏。そのため、臭いの原因は、この「汗」だったり「皮脂」あると思いがち。
しかし、実際のところ臭いの原因となっているのは、こういった汗や皮脂を分解して繁殖している「細菌」なのです。
皆さんが今着ている服にも、もちろん細菌はいるのですが、これが洗濯せずにそのまま放置したり、生乾きの状態が続くと細菌がどんどん増えていき、臭いを放つようになってしまうのです。
Tシャツの臭いを落とす方法
臭いの原因が分かれば、当然行うべきはTシャツの殺菌です。今回は代表的な2つの方法を紹介します。
①煮沸する
菌は熱に弱い性質を持っている為、熱湯で煮沸するのはシンプルですが非常に効果的な方法と言えるでしょう。
(1)大きめの鍋などにに水を張り、沸騰させる
(2)その中にTシャツを入れて10分ほど煮沸する
(3)洗濯機で洗濯する
②酸素系漂白剤で浸け置きする
頑固な臭いには熱に加えて、粉末タイプの酸素系漂白剤が有効
(1)ボウルや洗面台にお湯を張る
(2)洗濯一回分くらいの酸素系漂白剤と洗剤を溶かす
(3)衣類を入れ、30分~1時間ほど浸けおきする(色落ちしないか確認しましょう)
(4)洗濯機で洗濯する
ある程度Tシャツの臭いは予防することが可能です
①肌着を着用する
菌は菌だけでは繁殖することはできません。汗や皮脂などの汚れを養分として繁殖してくのです。そうであるならば、なるべくTシャツが直接肌に触れるのを避けるというのも一つの手。
最も簡単にできるのは、タンクトップや機能性インナーなどをTシャツの下にはさんで着用すること。安ければ数百円程度で可能な対策なので、特にお気に入りのTシャツであれば、一枚で着用するのではなくインナーをはさみましょう。
②洗濯後にアイロンをかける
これは臭いを落とす方法で挙げた煮沸するのと同じように、熱を加えることで雑菌を殺菌してしまう方法。
Tシャツ一枚一枚にアイロンがけをする方は多くないかもしれませんが、普段から洗濯した後、タンスの収納する前にアイロンがけをしておくと雑菌の繁殖をかなり抑えることが可能になります。
それに、ぴしっとシワの伸びたTシャツを着るのは非常に心地よいですよ。ぜひ普段の習慣として意識したいポイントです。
③なるべく余裕を持って洗濯する
わりとやりがちなのが、洗濯機いっぱいに服を詰め込んでの洗濯。これだと一見キレイになっているようにみせるものの、しっかり汚れが落ちきっていない場合もしばしば。
なるべく臭いの気になりやすいTシャツ類は別にして洗うなど、ちょっとした工夫を行うと事で雑菌の繁殖を抑えることが可能です。さらに、抗菌効果のある洗剤・柔軟剤を使えば効果がより高まります。
とはいえ、Tシャツは消耗品。敵的な買い替えが必要
ここまで予防する方法や改善する方法を書いてきましたが、結局の所Tシャツはやはり商法品であることには変わりがありません。
着用頻度にもよりますが、頻繁に着るTシャツであれば寿命としては半年から一年ほどが目安。
ぜひ、新しい季節に向けて新たなTシャツを揃えてみるのはいかがでしょうか?Tshirt.stでは手頃で高品質なTシャツたちを数多く取り揃えています。
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