この新型ウイルス下、もはや”制服”となったマスク。マスクとひとくちにいっても、種類は様々。
マスクが一般的な市民権を得た今、街を歩いていたりテレビを観ていると、つい「どんなマスクをしているのかな?」と気になってしまいます。(特に政治家の方は派手なマスクを付けていることが多いですね)
そんなわけで、最近は様々なメーカー・ブランドからマスクが出るたびについつい何が違うのか気になって購入してしまいます。
不織布のマスクは見た目がイマイチ
マスクの素材には、布、ガーゼ、ポリウレタンなどの素材が用いられることが多いのですが、先日あるニュースの中で「ポリウレタンのマスクは飛沫カットの効果が弱い」というものを見かけました。
ファッション性に優れ繰り返し使えるので、僕も身につけることが多いのですが、たしかに呼吸がしやすいので、物理的に隙間が広いということなのでしょう。
実際に飛沫を防ぐ効果が最も高いのは、最もベーシックな不織布のマスクだそう。ただ、不織布のマスクは”ファッション”という観点でみると、いまいちなんですよね。もちろん、目的が一番にあってのことですが、この状況でファッションも楽しみたい僕たちからすると、なんとも難しい問題です。
マスクの上にマスクを重ねる「オーバーマスク」
そんな問題を打開してくるのが、Printstar(プリントスター)からこの春リリースされた「オーバーマスク B1589」というアイテム。マスクの上に着けるために生まれたオーバーマスクという新しいジャンルのマスクなんですね。
不織布のマスクにこのマスクを重ねれば飛沫をカットする“機能”と布マスクの”デザイン性”を両取りできるというわけ。こうしてTシャツメーカーがマスクを製造するようになったのが、なんだか時代を感じますね。カラーは、ホワイト・シルバーグレー・ネイビー・ブラックの4色展開。
ちなみにこの2重マスクは、飛沫をカットする効果を高める効果を高めるそうで、米国疾病予防管理センター(CDC)の実験レポートによれば、布製マスクに不織布のマスクを重ねることで、最大95%ウイルスへの感染可能性を減らすこと可能になるとのこと。
生地には、綿95% ポリウレタン5%のベア天竺を用いているのですが、肌触りも柔らかく非常に良い感じ。
耳掛けの部分のひもが短く、顔を覆う範囲が通常のマスクよりも広くなっているのが特徴。
実際に着用してみるとこんな感じ。今回身につけているのはシルバーグレー、ちょっとベージュがかった色味で日本人の肌色とも相性が良い気がしています。
マスクの上から重ねて着用できるようにぐっと耳元まで覆う形状になっています。実際に不織布のマスクと重ねて数日使ってみましたが、思いのほか息苦しさは感じませんでした。夏にはちょっと蒸れるので難しいですが、春先くらいまでならなんとか二重でも大丈夫そう、
ちなみに副次的な効果ですが、二重に重ねることでマスクの上部からしっかりとフィットするので、息が漏れにくく、眼鏡をかけていても曇りにくくなりました。これは、すごくありがたい…!
オーバーマスクでウイルス対策も、おしゃれも
ちなみに、このマスクはシルクスクリーン印刷や、転写プリントも可能になっているので、ロゴなどをプリントすれば、飲食店やショップの店員の”制服”としても利用できそうです。
まだまだしばらく続きそうなマスク生活を上手に乗り切るために、オーバーマスクはぜひ一つ持っておきたいアイテムと言えるでしょう。
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