Tシャツが好きで、デニムも好きって人は多いのではないでしょうか。
鉄板のTシャツ×デニムの合わせ。良いですよね。
年齢や性別を問わず受け入れられているコーデですし、Tシャツに合わせるボトムスに迷ったらデニムを選んでおくか…となるケースも多いかもしれません(実体験)。
ぼくも昔からデニムが好きで、普段からボトムスによく選びます。そんなぼくが2年前に手に入れて以来、かなり愛用しているデニムがあります。
それが、今回のコラムでご紹介する「リジッドデニム」。
リジッドデニムの最大の魅力は、デニムのカジュアルな印象を上品に・大人っぽく引き上げてくれるところ。Tシャツ×デニムコーデの時に、その魅力が際立つんです。Tシャツ好きなあなたにこそ、リジッドデニムの良さを伝えたく、今回のテーマをお送りします。
現在流通しているデニムの多くは、防縮加工やワンウォッシュ(水洗い加工)など、何らかの加工が施されています。特に通常、デニム生地の糊を落とすために、水洗い加工が行われています。
一方、リジッドデニムは、水洗い加工がされておらず糊が着いたまま、つまり「未加工」のデニムです。
リジッドデニムの「リジッド(rigid)」には「硬い、こわばった」といった意味があります。糊が付着したままで生地が硬いことから、リジッドデニムというんですね。また、水洗い加工に加えて防縮加工がされていないデニムを、「生デニム」「ローデニム(row denim)」といいます。
通常のデニムとこのリジットデニム、実際にどのぐらい印象が変わるのか——ロンT×デニムコーデで比較してみます。画像キャプチャ:通常デニム×ロンT画像キャプチャ:リジッドデニム×ロンT色合いと光沢の違いから、通常のデニムの方がカジュアル度が強く、リジッドデニムの方が1ランク上品でクールな印象。
Tシャツにデニムを合わせる時、カジュアル度を薄めたい…そんなときはリジッドデニムと合わせるのが◎。さらに革靴を合わせれば、より上品さが際立ちます。
履き込んだり洗濯したりすることで、色落ちやシワといった変化が出てきます。そのため、自分でデニムを育てていく感覚があり、愛着も湧くというもの。画像キャプチャ:2年間履いたA.P.C.のリジッドデニム
ちなみに、A.P.C.ではプチニュースタンダード以外にも、異なったシルエットタイプのリジッドデニムを展開しています。また、生地も「綿100%の通常タイプ」と「ポリウレタンが2%入ったストレッチタイプ」と2種類ありますので、好みのタイプを。
リジットデニムは未洗いの状態なので、最初の洗濯(いわゆるファーストウォッシュ)で縮みます。
リジッドデニムを購入する際は、縮みを考慮してサイズを選ぶのが良いでしょう。サイズ選びは店員さんに相談するのがおすすめです。初洗いをするまでの間は、少し丈が長めになると思いますが、裾を折ってはけばOK。
折る位置を都度変えて、履き終わったら折った裾を元に戻すようにすれば、折り痕がつくのを防げます。また、洗い方にも気をつける必要があります。
糊落としが目的のファーストウォッシュは、裏返してぬるま湯につけて、それから洗濯(脱水)して乾燥という手順が一般的。 最初の洗濯をする前に、洗濯方法を調べておくと安心です。
そう、結構扱いが面倒くさいんです、リジッドデニム。そんな面倒なところも魅力かなと思っていますが。笑
ぜひあなたのボトムスの顔ぶれに、リジットデニムを1本加えてみてください。
リジッドデニムを手に入れたら、せっかくなので合わせるTシャツも吟味したいところ。
個人的には柄物よりシンプルな無地Tの方が、上品さが際立って好きです。そのあたりはお好みで。Tshirt.st
鉄板のTシャツ×デニムの合わせ。良いですよね。
年齢や性別を問わず受け入れられているコーデですし、Tシャツに合わせるボトムスに迷ったらデニムを選んでおくか…となるケースも多いかもしれません(実体験)。
ぼくも昔からデニムが好きで、普段からボトムスによく選びます。そんなぼくが2年前に手に入れて以来、かなり愛用しているデニムがあります。
それが、今回のコラムでご紹介する「リジッドデニム」。
リジッドデニムの最大の魅力は、デニムのカジュアルな印象を上品に・大人っぽく引き上げてくれるところ。Tシャツ×デニムコーデの時に、その魅力が際立つんです。Tシャツ好きなあなたにこそ、リジッドデニムの良さを伝えたく、今回のテーマをお送りします。
リジッドデニムは「水洗い加工がされていない」デニム
そもそも「リジッドデニム」とは、どんなデニムを指すのでしょうか。現在流通しているデニムの多くは、防縮加工やワンウォッシュ(水洗い加工)など、何らかの加工が施されています。特に通常、デニム生地の糊を落とすために、水洗い加工が行われています。
一方、リジッドデニムは、水洗い加工がされておらず糊が着いたまま、つまり「未加工」のデニムです。
リジッドデニムの「リジッド(rigid)」には「硬い、こわばった」といった意味があります。糊が付着したままで生地が硬いことから、リジッドデニムというんですね。また、水洗い加工に加えて防縮加工がされていないデニムを、「生デニム」「ローデニム(row denim)」といいます。
独特の光沢と深みのある色味で、デニムスタイルを上品に
リジッドデニムの生地は、ノンウォッシュで独特の質感をまとっています。糊が付着したままなので、生地が硬くハリがあり、パリッとしている。 光沢と深みのある色味が特徴。この特別な質感が、デニムでありながら上品でドレッシーな印象を与えます。通常のデニムとこのリジットデニム、実際にどのぐらい印象が変わるのか——ロンT×デニムコーデで比較してみます。画像キャプチャ:通常デニム×ロンT画像キャプチャ:リジッドデニム×ロンT色合いと光沢の違いから、通常のデニムの方がカジュアル度が強く、リジッドデニムの方が1ランク上品でクールな印象。
Tシャツにデニムを合わせる時、カジュアル度を薄めたい…そんなときはリジッドデニムと合わせるのが◎。さらに革靴を合わせれば、より上品さが際立ちます。
自分でデニムを育てる楽しみ
経年変化を楽しめるのも、リジッドデニムの魅力。リジッドデニムは、洗いがかかっておらず、まっさらなデニムです。履き込んだり洗濯したりすることで、色落ちやシワといった変化が出てきます。そのため、自分でデニムを育てていく感覚があり、愛着も湧くというもの。画像キャプチャ:2年間履いたA.P.C.のリジッドデニム
おすすめはA.P.Cのプチニュースタンダード
各メーカー・ブランドがさまざまなタイプのリジッドデニムを展開していますが、最初の1本としてぼくがおすすめするのは、「A.P.C. プチニュースタンダード」。画像キャプチャ:プチチュースタンダード(ストレッチ) - A.P.C.公式(http://www.apcjp.com/jpn/shop/apc/item/view/shop_product_id/45587/category_id/943/color_id/1069/category_list_id/943)より細身でテーパードがかかった、とても綺麗なシルエット。ぼくもはじめてのリジッドデニムとして持っていますが、めちゃくちゃ使いやすい。ボトムスに迷ったらコイツを選んでしまうほど。Tシャツやカットソーと合わせるカジュアルスタイルはもちろん、綺麗目などどんなスタイルにもハマってくれます。ちなみに、A.P.C.ではプチニュースタンダード以外にも、異なったシルエットタイプのリジッドデニムを展開しています。また、生地も「綿100%の通常タイプ」と「ポリウレタンが2%入ったストレッチタイプ」と2種類ありますので、好みのタイプを。
リジッドデニムを扱う上での注意点
最後に、リジッドデニムを扱う上での注意点を。リジットデニムは未洗いの状態なので、最初の洗濯(いわゆるファーストウォッシュ)で縮みます。
リジッドデニムを購入する際は、縮みを考慮してサイズを選ぶのが良いでしょう。サイズ選びは店員さんに相談するのがおすすめです。初洗いをするまでの間は、少し丈が長めになると思いますが、裾を折ってはけばOK。
折る位置を都度変えて、履き終わったら折った裾を元に戻すようにすれば、折り痕がつくのを防げます。また、洗い方にも気をつける必要があります。
糊落としが目的のファーストウォッシュは、裏返してぬるま湯につけて、それから洗濯(脱水)して乾燥という手順が一般的。 最初の洗濯をする前に、洗濯方法を調べておくと安心です。
そう、結構扱いが面倒くさいんです、リジッドデニム。そんな面倒なところも魅力かなと思っていますが。笑
あなたのボトムスの顔ぶれに、1本のリジットデニムを。
今回は、いつものデニムコーデを格上げする「リジッドデニム」についてお送りしました。ぜひあなたのボトムスの顔ぶれに、リジットデニムを1本加えてみてください。
リジッドデニムを手に入れたら、せっかくなので合わせるTシャツも吟味したいところ。
個人的には柄物よりシンプルな無地Tの方が、上品さが際立って好きです。そのあたりはお好みで。Tshirt.st
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