みなさんがTシャツを購入するときに気にする部分を気にするでしょうか。デザイン、パターン(形)、素材、ブランド…シンプルなTシャツにおいても、きっと人それぞれでしょう。
もちろんどれも大切ですが、毎日着るものですから、耐久性も当然気になってくるのが「耐久性」。特にネックは洗濯を繰り返すうちに伸びて、よれやすい部分です。
そこで、今回紹介したいのが「バインダーネック」のTシャツ。
ネックの縫製方法
Tシャツのネックの部分。以前、丸首、Vネック、クルーネック…など形状に関するお話はさせていただきましたが、実は縫製の方法にも種類が。代表的なのは「ロックネック(襟)」と「バインダーネック(襟)」の2つ。
多くのTシャツは「ロックネック(襟)」が採用されており、襟の生地と身頃の生地を内側に折り込んで、裏側からロックミシンを使いで縫い合わせます。
表からは縫い目が見えないためきれいな見た目になりますが、裏の縫い目が着用した時に触れるため、気になるという方もいます。
一方で、バインダーネックはその名の通りボディの生地を別生地で挟みこんで、縫製するネックの形状。バインダーネックは2本針縫製になっているため、伸びにくく耐久性にもすぐれます。また、縫い目も気にならないというメリットも。
みなさまお馴染みの人気ブランドChampionは、人気定番商品T1011をはじめ、様々な商品がバインダーネックで作られているのは有名な話です。今回のTシャツは、Champion風?FRUIT OF THE LOOMのTシャツとも言えるかもしれませんね。
バインダーネック採用の4210−01
今回紹介するのがUnited Athleの「4210−01」という型番の無地Tシャツ。いたってシンプルなTシャツですが、特徴は先程から述べている「ネック」の部分。
バインダーネックが採用されており、洗濯を繰り返してもヨレにくく、長く愛用できるTシャツに仕上がっています。
適度な空気をふくませるオープンエンド糸を採用した6オンスの生地は、さらっとした軽い質感で、汗ばむ季節でも快適に過ごせます。ちなみに透け感は写真の通り、やや透ける印象。
カラー違いのブラックも。カラー展開は、ホワイト・ブラック・ネイビー・ヘザーグレーの着まししやすい4色です。
着用してみました
実際に着用してみると、こんな感じ。今回はやや大きめに来たかったのでLサイズを着用(175cm細身体型)。
糸がギュッと詰まった生地のTシャツもハリ感と自然な光沢があり、とっても好きなのですが、風通りもやや悪くなり、湿気の多い梅雨・夏には向かないと感じることも。
今回の4210−01は着心地も軽やかで、この夏ヘビーローテションしたい一着ですね。バインダーネックのおけげで、きっと毎日のように着てもへたりにくいはず。
こちらはブラック。
もちろんインナーとして着ていただいてもよく合います。
へたりにくい丈夫なTシャツをお探しの方に
毎日のように着るTシャツだからこそ、へたらないTシャツをあなたのワードローブに加えておくことをおすすめします。
休日はとりあえず、毎週これを着て過ごす。そんな感じの使い方がちょうどいいTシャツだと思います。
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