Tシャツの素材によってシワのつき方は違うの?ドラム式洗濯機を使って試してみた

気になるTシャツのシワ。
僕は前日に次の服を用意するような几帳面な人間ではないため、当日の朝はバタバタしがち。
あれこれ押入れから引っ張り出してその日の気分にあった服を着るのですが…「あれ着たいな…!」と引っ張り出した時に、無残にも地割れのようなシワが付きまくった服が出てくると、何も見なかったかのように押入れにしまい直してしまいます。
これではいつまでたっても日の目を浴びない服が溜まっていってしまう——ということでどうにか"服のシワ"から逃れる方法を日々模索している僕であります。
思考を巡らしている時に気になったのが素材。「服(Tシャツ)の素材によってシワのつき方は大きく変わるのでは?」と思い立ったので、実際に検証してみました。

今回試すTシャツの素材

今回はTシャツに使われる素材の中でも、最もポピュラーな2つの素材で試してみようと思います。カラーは比較しやすいように、両方ともネイビーを用意しました。

Tシャツその1 綿(コットン)のTシャツ

一枚目はGILDANの綿(コットン)100%のTシャツ。
綿(コットン)はTシャツの生地に使われている素材の中でも最もポピュラーで、肌触りが良く着心地も優れているのが特徴です。

Tシャツその2 ポリエステルのTシャツ

二枚目はGlimmerのポリエステル100%のTシャツ。
スポーツウェアやお店のユニフォームなどでよく使われるポリエステル。
通気性に優れ、速乾性も高いので、汗をかくシーンに多く用いられます。
比較的安価ですが、着心地は綿(コットン)と比較するとやや劣る部分も。

今回の検証方法



今回は、僕の自宅にあるドラム式洗濯機を使ってシワのつき具合を検証してみます。
ドラム式洗濯機の乾燥容量よりも多めに洗濯物を入れ、そこに今回の2枚も一緒に突っ込みスイッチオン。
わざとシワのつきやすい状況を作ってみました。
実際にどのくらい違いが出るのか楽しみです。

シワのつき具合はどう?結果確認!

ドラム式洗濯機の稼働が終わったので蓋をあけ、ホカホカのTシャツ2枚を比較してみます。

綿(コットン)のTシャツ

まずは綿(コットン)のTシャツから。タグがぐりんとねじれているのがわかりますが、全体感としてそこまで大きくシワが付いているわけではなさそう。
ヨレヨレになってしまうのかと思っていましたが、案外持ちこたえてくれました。もちろん少しヨレている感じはしますが大きなシワはなく、そのまま着ても問題なさそうです。襟や裾など、縫い目のある部分は少し不自然なシワが寄っている感じがします。何度も洗濯しているとこの辺りが気になってくるかもしれませんね。

ポリエステルのTシャツ

次にポリエステルのTシャツをみていきましょう。こちらはほぼシワになっている感じはしません…!洗濯前の状態と比較しても、ほとんど変化はないかと思います。
裾に向かうにつれて少しシワが多くはなってきますが、こちらも許容範囲。そのまま着てしまっても問題なさそうです。縫い目のある部分に関しても気になるシワはなく、洗濯に対しての耐久性も申し分ないと思います。

シワの付きやすい綿(コットン)はデザインに気をつけて

実際に試してみると、綿(コットン)のほうがポリエステルよりもシワが付きやすいということがわかりました。
特に綿(コットン)は、縫い目の部分に不自然なシワが寄りやすいため、買うなら襟部分が輪のように二重デザインになっているものなどがおすすめです。
また、綿(コットン)とポリエステルが半分ずつ配合されたTシャツなどもあります。
Tシャツを選ぶときは、それぞれの素材の特性と着心地も考慮してみると良いかもしれませんね。





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