これが大人のベーシック。一枚で主役級なUnited Athleのヘビィースウェット

僕の中で「スウェット」って、すごく難しい服でした。
と、言いますのも、素材感とシルエットからどうしても“部屋着”という印象を拭えなかったんですよね。
もちろん、中のインナーをレイヤードさせたり、オーバサイズ気味に着たりと、オシャレな着こなしの方法はあるのですが、個人的には上級者向けアイテム。ただ、今回そんな「スウェット」へのイメージをガラリと変える逸品に出会ってしまいました。
一枚で品良く、さらりと着れる。そんな主役級なスウェットです。

United Athleのヘビィーウェイトスウェット

こちらがその逸品、United Athleのヘビィーウェイトスウェット12オンスの厚手生地を用いることで、見た目からも分かる生地のハリ感を実現、。
「ヘビィーウェイト」その言葉に一切の偽りはありません。
とはいえ、決して“ゴワッと”した不快感のある触り心地ではなく、綿の柔らかさが保たれているのが嬉しいですね。裏地は軽めの起毛加工が施されており、肌触りもふんわり。
シルエットはどちらかというと身幅、アーム部分ともに細身でスッキリとした印象です。





- 丈夫なネック

首のリブは、ステッチが二重に縫われたダブルステッチ仕様に。首元は一番ダメージを受けやすい部分。
この部分の強度は服の寿命とかなり密接な関係があるので服選びの際はぜひチェックしたいですね。
このスウェットはもちろん合格です。

- 太めのリブ

太めに取られた袖と裾のリブ。
先に向かってキュッと細くなっているので、シルエットにメリハリを付け美しく見せてくれます。

- サイドパネル

デザイン的に面白いなと感じたのが、この脇下から切り返し部分(サイドパネル)。
シンプルな中にほんの少し装飾が入ることで地味に感じさせません。
ちなみにデザインだけなく、この部分は伸縮性の高い素材となっているので、腕周りの可動性を高める機能も。

一枚でキマる抜群のシルエット

今回は、デニムと合わせてネイビーを基調としたコーディネート。
ここにアウターを羽織ってもいいし、中にシャツを着込んでもいいのですが、あまりにシルエットがきれいだったので、今回は一枚で。v横から見てもシュッとしていて美しいシルエットなのがお分かりいただけるでしょうか。
生地自体に重みがあるので、たまりが少なく下にストンと落ちてくれます。ネックの部分は着てみると分かりましたが、思いのほか詰まっており、少しハイネック気味。
この部分は好みが分かれるかもしれませんが、上からアウターを羽織ったおときにちらっと覗かせることができるので個人的にはグッドです。裾の部分もきゅっとしまってスタイリッシュ。僕も以前ご紹介したビッグTのようにここ数年がオーバーサイズな着こなしが流行ですが、ときには大人っぽくジャストサイズな着こなしも良いですね。【NUMBERTEE着用レビュー】夏に着たい、品のあるビッグT

今日からは“いつもの”一着に

冒頭に述べたとおり、僕自身はこれまでほとんどスウェットを着ることのない日々を送ってきました。でも、それももう終わり。だって、このスウェットがこの価格で手に入ってしまうのですから。
誤解を恐れずに言うならば、セレクトショップに置かれた倍以上の価格がついたものと遜色ないと僕は思います。
これからは友人に「あれ?またそれ着てる、気に入ってるんだね。どこのやつ?」と、そんなふうに言われるような、“いつもの”一着になってくれる予感がしています。





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