綿(コットン)ってどんな生地?
綿は植物の木綿の種から収穫できます。
白いふわふわは種を守るために生えていると言われています。綿の歴史は長くアメリカや中国、インドなどで生産されてきました。
コットンの中にはオーガニックコットンと呼ばれるものがあり厳格な基準を守り育てられたものを指します。3年以上価格物質を使用していない農地が条件となります。
①綿(コットン)100%の特徴(メリット)
綿(コットン)100%は、吸水性が高いので、タオルやTシャツなど水分を吸収させるための素材として多く使われていいます。
そんな身近にある万能な綿ですがどんあ特徴がるのか詳しく見てみましょう。
特徴1.肌触りが良い
綿(コットン)100%の生地は、優しくふんわりと包み込んでくれるような肌触りが特徴です。それは、コットンの繊維がチクチクしない形状をしているため、肌に引っ掛かりにくく、嫌な刺激が少ないと言われています。
特徴2. 通気性、吸水性に優れている
コットンは通気性・吸水性ともに優れています。汗はしっかりと吸収し、通気性も発揮してくれます。そのおかげで、蒸れにくくサラサラとした状態を保ちやすくなっています。また、化学繊維に比べると静電気が起こりにくいため、乾燥しがちな時期でも身に付けやすいという特徴があります。
特徴3.水に強く耐久性がある
コットンは、比較的水に強い特徴があります。他の天然素材に比べると、水に強いためお手入れもしやすいという手軽さも。耐熱性にも優れ、アイロンをかけても縮みにくいためシワができても安心。衛生的に長持ちしやすい素材です。
特徴4.染めやすいため、発色がキレイ
コットンは発色性にも優れています。そのため、コットン100%の衣服にはさまざまな色が着色され、私たちは様々な色や柄の衣服の中から好みを見つけることができます。もし、使っているうちに黄ばんでしまっても、多くの場合、漂白剤等を使うときれいな状態に戻すことが可能です。
②綿(コットン) 100%の特徴(デメリット)
特徴1.縮みやすい
コットン100%は自然素材であるため、縮みやすい性質を持っています。これは、繊維が本来の状態に戻ろうとする自然の現象です。適切なお手入れをすることで、長持ちさせることができます。さらに、縮んだ衣服は、ぴったりとフィットすることでより身体に馴染むようになります。
特徴2.シワになりやすい
コットン100%はシワになりやすいですが、これは繊維が柔軟であるためです。アイロンをかけることで、繊維が整い、生地がさらに柔らかくなります。
特徴3.羽毛立ちしやすい
コットン100%は羽毛立ちしやすいですが適切なケアによって、この状態を保持することができます。また、羽毛立ちを抑える方法として、低温での洗濯や乾燥が有効です。
特徴4.乾きにくい
コットン100%は乾きにくいことがありますが、これは吸水性によるものです。湿度を保持することで、乾燥した環境でも快適に過ごすことができます。適切な乾燥方法を使用すれば、衣服の寿命を延ばすことが可能です。
③綿(コットン) 100%の衣類はどう洗濯する?
コットン100%の衣類の洗濯方法を確認しておきましょう。どんな服にも言えることですが、まずは洗濯表示の確認をします。洗濯機で洗えるかどうかも、洗濯表示を見れば分かります。洗濯機で洗う場合は、柔軟剤を使うと仕上がりが良くなります。
手洗いマークがついている場合は、洗面器やバケツに水をはって手洗いする必要があります。洗剤は水の量に応じて混ぜ、服は汚れやすい部分を外側にして畳み、手の平で押し洗いします。すすぎは泡がなくなるまで行い、洗濯ネットに入れて10秒ほど脱水にかけましょう。
洗濯マークの意味を詳しく知りたい方は下記の特集ページをご用意しております。
是非ご覧ください。
Tシャツを長く保つために。洗濯表示をまとめてみました。
https://www.tshirt.st/collections/tips-007