洗練さと“サステナビリティ”。NY発「Fanmail」の白Tシャツ

サステナビリティ、サステナブル、そんな言葉がさまざまな分野で聞かれるようになりました。
sustainableは直訳すると、持続可能を意味しており、かみ砕いて言うならば、
「①環境を壊さず、私たちが今後も地球で暮らしていけること
②ビジネスの仕組みが上手く回ること」とも例えられるかもしれません。
近年、とりわけよく聞かれるようになったのは①の方で、地球温暖化や大気汚染など、人間の社会生活による地球の環境破壊を少しでも食い止めようと、あらゆる分野において、この考え方が進みつつあります。
私たちの暮らしにかなり身近と言える「ファッション」に目を向けてみると、大手メーカーは、プラスチックによる包装を撤廃したり、環境に配慮した減量開発などの取り組みが進みつつあります。
今回紹介するのは、そんなサステナビリティをコンセントに生まれたファッションブランドの白Tをご紹介します。

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Y発のブランド「Fanmail」の白Tシャツ

「fanmail is a line of sustainable wardrobe essentials made in new york.」
アメリカ・ニューヨークのファッションブランド「Fanmail(ファンメール)」。
デザイナーであるチャーリス・モリス自身が動物の毛を使用した「ファー」や「化学繊維」など、環境に良くないもの、違和感を感じるものを使用したくないという想いから2012年にブランドを設立。「sustainable wardrobe – 持続可能なワードロープ」をコンセプトにしており、全てのアイテムはデザインだけでなく、生産過程にもこだわりを持って作られています。
中でも特徴的なのは、素材の原産地から縫製される工場の情報がすべて開示され、徹底的に「透明化」されている点。
それはまるで、料理で使用される肉や野菜のよう。「だれが、どこで作っているのか」
この情報があるだけでもたしかに安心感がありますし、何よりもそのアイテムに対する愛着や生産者・環境に対する配慮も少し生まれるかもしれませんね。これの情報は全て製品タグの裏側に、記されています。生産地はもちろんですが、洗いをかけたり染め、縫製などを行った工場も記されています。
すごく親切ですし、個人的にこうした“裏方”的な役割をこなしている人を正当に評価できる仕組みづくりはすごく好きです。生地にはオーガニックテキスタイルの世界基準であるGOTSに認定されたオーガニックコットンを採用。
ふんわりとして肉厚な生地感。
その“上質さ“は、生地に少し触れるだけで確かに感じられます。
文章ではなかなか伝わらないかと思うのですが、僕の手持ちのTのどれとも異なる独特な生地感。
ぜひみなさんにも手にとっていただきたい。首元のリブは太め。ここはアメリカぽさを感じます。洗濯によるヨレが抑えられそうでいいですね。シルエットは全体的にボックスシルエット。ややゆったり身幅がとられており肩も落ち気味なですが、品良く着こなせそうな一着。

上質なワードローブ

着用してみました。今回はアメリカのMサイズを購入したので、やや大きめ。ジャストなのはSサイズですね。
とはいえ、野暮ったさはありません。
ギュッと詰まった生地からは、光沢が感じられます。
もっちりとしており、本当に着心地が良いですね。
ただ、真夏だとちょっと暑いかもしれません、、、価格は90ドルほどと、Tシャツ一枚にしてはやや高めですが、環境に配慮したサスティナブルなTシャツということを考えれば、納得できるかも。
ワードローブの上質な一着としてみなさんも加えてみてはいかがでしょうか。





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