すっかりと春の陽気がただよう頃、年度末の忙しさで衣替えもおろそかに…なんてことはありませんか?
冬物衣類といえば、とにかくかさばって場所を取ってしまうのも難点。
そこで、この記事では、「圧縮袋」を使った衣類の収納方法を提案します。
出張や旅先で便利になるイメージの「圧縮袋」ですが、もちろん衣類の収納にも便利なんです。
圧縮袋を使うメリットとデメリットを挙げてみました。
メリット
衣類をちゃんと保存しよう、という人にはかなりおすすめです。一方で、デメリットに目立つのは手間がかかってしまう点。
無頓着な人には向いていないかもしれません。
掃除機を利用して圧縮する方法もありますが、今回は手軽さを考慮して、手で巻きながら空気を抜く方法で進めていきます。
今回圧縮するのはボリュームたっぷりのざっくりニット。
古着で購入しましたが、古着といえばオーバーサイズが多くて体積が大きい…。ついつい場所を取ってしまっているこのセーターをぺちゃっとさせていきます。
袖も中にしまい込むとこんなにも厚みが。Tシャツ7枚分ぐらいはあるでしょうか。
1つ目は100円ショップでゲットできるもの。無色透明でパリパリとした素材で、繰り返し使っていくとシワがでてきます。Mサイズ2枚入りで100円とかなりお手頃。
2つ目は「Vacplus」の柄付きのもの。Lサイズ5枚セットで880円(執筆時の値段)と100円ショップよりはやや高値ですがやや分厚い素材で、しっかりしています。柄の種類展開もいくつかあり、可愛らしいのも特徴です。
ポイントは、袋の衣服を出し入れするチャックの反対側。
100円ショップのものは何も細工のない袋型ですが、Vacplusのものには、通気口があります。
これが圧縮袋を二分する特徴のひとつ。細工がない場合、衣類を圧縮するときに空気を抜くのはチャック側から。
せっかく手で丸めた後に最後にチャックを閉める際に空気が戻ってしまうことが多く、筆者も苦戦した経験があります。
通気口が反対側についているものは、チャックはすべて閉めてから反対側の通気口から空気を抜いていきます。
こちらは空気が戻る心配がなく、快適に圧縮できるのがポイントです。
こちらは2枚の圧縮袋の比較ですが、2枚とも圧縮され具合についてはあまり差がありませんね。(左が「Vacplus」右が100円ショップ)
元のセーターの画像と比べると半分程度の薄さには圧縮されていることがわかります。
この調子でセーターやカーディガンなどを圧縮していけば、普通に収納するときの約半分からそれ以上のスペースを節約することができます。
また、来年着るまでに虫がついたり湿っぽくなる心配もなく、安心してしまっておくことが可能です。
いざというときは旅行や引っ越しにも活用できるので「まだ使ったことがない!」という方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
全ての冬物を圧縮しなくても、かさばるセーターや特に虫がつきやすい生地のもの、大切にしまっておきたいものだけに使うのもおすすめです。
収納術を賢く活用して清々しく春を迎えましょう。
冬物衣類といえば、とにかくかさばって場所を取ってしまうのも難点。
そこで、この記事では、「圧縮袋」を使った衣類の収納方法を提案します。
出張や旅先で便利になるイメージの「圧縮袋」ですが、もちろん衣類の収納にも便利なんです。
圧縮袋を使うと今までの収納はどう変わるの?
今まではタンスや物置きに畳んだり吊るしたりしてしまっていた衣類を、圧縮袋を使って収納するとどんな変化があるのでしょう。圧縮袋を使うメリットとデメリットを挙げてみました。

- とにかく収納スペースを節約できる
- 虫がつかない
- においがつかない
- カビが生えない
- ほこりがつかない
- 素材によってはシワの原因になる
- 一度圧縮したものを取り出してしまうともう一度やるのが面倒
- セーターなどは1枚ずつ圧縮するのが面倒
衣類をちゃんと保存しよう、という人にはかなりおすすめです。一方で、デメリットに目立つのは手間がかかってしまう点。
無頓着な人には向いていないかもしれません。
実際に2つの圧縮袋の実力を試してみた
今回は2つの圧縮袋を使って、収納時に一番かさばる冬物セーターを圧縮してみます。掃除機を利用して圧縮する方法もありますが、今回は手軽さを考慮して、手で巻きながら空気を抜く方法で進めていきます。
今回圧縮するのはボリュームたっぷりのざっくりニット。
古着で購入しましたが、古着といえばオーバーサイズが多くて体積が大きい…。ついつい場所を取ってしまっているこのセーターをぺちゃっとさせていきます。


2つの圧縮袋の違いに注目




100円ショップのものは何も細工のない袋型ですが、Vacplusのものには、通気口があります。
これが圧縮袋を二分する特徴のひとつ。細工がない場合、衣類を圧縮するときに空気を抜くのはチャック側から。
せっかく手で丸めた後に最後にチャックを閉める際に空気が戻ってしまうことが多く、筆者も苦戦した経験があります。
通気口が反対側についているものは、チャックはすべて閉めてから反対側の通気口から空気を抜いていきます。
こちらは空気が戻る心配がなく、快適に圧縮できるのがポイントです。
実際に圧縮してみた結果


この調子でセーターやカーディガンなどを圧縮していけば、普通に収納するときの約半分からそれ以上のスペースを節約することができます。
また、来年着るまでに虫がついたり湿っぽくなる心配もなく、安心してしまっておくことが可能です。
気軽に手に入る「圧縮袋」でスッキリと春を迎えましょう
100円ショップやアマゾンなどで気軽に手に入れることもでき、袋なので家にあっても軽くてかさばりません。いざというときは旅行や引っ越しにも活用できるので「まだ使ったことがない!」という方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
全ての冬物を圧縮しなくても、かさばるセーターや特に虫がつきやすい生地のもの、大切にしまっておきたいものだけに使うのもおすすめです。
収納術を賢く活用して清々しく春を迎えましょう。
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