自宅で誰でも簡単にできる!マグカップと熱湯を使ったシミ抜きの方法

洋服に付いてしまったシミ。
大切に着ていても、食事のときなどに着いてしまうことってありますよね。
みなさんは洋服にシミがついてしまったとき、どうしているのでしょうか?
シミを落とす最も確実な方法は、プロであるクリーニング屋さんに頼むこと。ですが、シミ抜き料金がかかります。できれば、自分で綺麗にシミを落としたいですよね。
今回は、プロに依頼した場合のシミ抜き料金と、自宅で簡単にできるシミ抜き方法を紹介します!「マグカップ」と「熱湯」の組み合わせで、自宅で綺麗にシミが落とせちゃいますよ。

クリーニング屋さんのシミ抜き料金

まずは、クリーニング屋さんのシミ抜き料金を見てみましょう。
だいたいの相場感として、500円玉くらいのシミで1箇所500円程度のようです。実際にぼくがシミ抜きを依頼したときも、そのぐらいの値段でした。
シミの大きさによって料金が変わってくるので、比較的大きなものや複数箇所のものの場合だとなかなかの出費になりますね…。
※クリーニング屋さんによっては、水性・油性のシミ抜きは無料(クリーニング料金に含まれる)のところもあります。
お近くの店舗で確認してみてください。
また、お金がかかるだけでなく、洋服を預けてから受け取るまでに、2-7日間の待ち時間が発生します(シミ抜きの所要日数は店舗やタイミングにより異なります)。明日着る服のシミ抜きをしたい!など緊急のケースには対応できません。

自宅で誰でも簡単にできる!マグカップと熱湯を使ったシミ抜き

自宅でシミ抜きができれば、お金と緊急性の問題は解決できます。いろいろな方法が紹介されていますが、個人的に最もオススメなのが「マグカップ染み抜き」です!皆さんの自宅にあるアイテムだけで手軽に行えます。実例を通してやり方を紹介します。

実際に「マグカップ染み抜き」をやってみた【5分でできる】

今回は、白Tシャツについたソースの染みを落としたいと思います。

用意するもの

必要なアイテムは、次の通りです。
  • マグカップ
  • 普段使っている洗濯用洗剤
  • 歯ブラシ
  • 熱湯

マグカップに熱湯をそそぐ

準備しておいた熱湯(90℃くらい)を、マグカップの8分目まで注ぎます。湯気が効力を発揮するため、冷めてしまったものは避けましょう。


マグカップの上にシミが付着した部分を置く

マグカップの上にシミが付着した部分を乗せます。その際、洋服にお湯がついてしまわないように注意してください。

シミの外側から洗剤を付けていく

歯ブラシに洗剤を付けて、シミが広がらないようシミの外側から塗っていきます。片方の手で洋服をピンと張っておくと塗りやすいです。洋服を傷めないよう、歯ブラシはやさしくタッチしましょう。ゴシゴシするのはNGです。

10秒ほどそのままにし、洗う

シミの中心まで洗剤を塗り終えたら、なじむまで10秒ほど放置します。10秒経ったら、シミの部分だけを熱湯の中に入れます。シミが広がらないよう注意を払いながら、歯ブラシをぐるぐる回してシミを落としていきます。

シミ抜き完了!

ここまで行えば、無事シミ抜きが完了です!今回は1回で綺麗になりました。時間がたってしまったものなど頑固なシミは1回で落ちない可能性があります。その場合は同じ工程を何度か繰り返すと、落ちることが多いです。
また、普段使っている洗濯用洗剤では落ちない場合、漂白剤や台所用洗剤を使用するのも手です。
なお、シミ抜き後は早めに洗濯をするのが良いでしょう。
歯ブラシで染み込ませた洗剤が残ったままだと、その部分だけ変色する恐れがあるためです。

自宅でできるシミ抜きのやり方を知っておくとお得

今回は「マグカップを使ったシミ抜き方法」を紹介しました。
自分で簡単にできる効果的なシミ抜きのやり方をひとつ知っておくと、いざという時に役に立ちます。
一度は自宅でシミ抜きしてみて、どうしても落ちないときだけプロであるクリーニング屋さんに頼むようにすれば、節約にもなります。
今度洋服にシミができてしまった際は、ぜひ試してみてください。





【関連記事】

Tシャツのなかなか落ちない「臭い問題」その原因と解決方法!

Tシャツの洗っても落ちないニオイを解決。大切に使い続けるためのTIPS

落とす?ノンノン、染める!Tシャツの汚れ痕