ちょっとした羽織ものとして、便利なカーディガン。ただの防寒着としてだけでなく、おしゃれな着こなしにもおすすめのアイテムです!
今回はメンズのカーディガンの選び方から、カーディガンの種類に合わせたコーディネートのコツをご紹介します。自分が使いやすく、おしゃれにカーディガンを着こなしたいときの参考にしてみてください。
コーディネートの幅が広がる『メンズカーディガン』
カーディガンといっても、さまざまな種類が販売されています。いざ手持ちの服と合わせてみたら、理想のイメージにならなかった…なんてことも。コーディネートを考えて迷ってしまったときにおすすめしたい、カーディガンの選び方をご紹介します。
カーディガンの丈で選ぶ
カーディガンといっても丈が短めのものもあれば、コートのように長いタイプもありますよね。カーディガンは種類によって、このように分かれています。
- カーディガン…ウエスト前後の長さで、留め具あり
- ロングカーディガン…太もも前後の長さで、留め具あり
- コーディガン…太もも前後の長さで、上着のような厚みと留め具あり
- ラップカーディガン…ウエスト前後で、留め具なし
一般的なのが、ウエスト前後の留め具があるタイプのカーディガン。上着の中に着たり、ボタンを外して羽織ったりと、着まわし力が高い万能なタイプです。
ロングカーディガンは丈が長いので、春や秋頃の羽織りものとして活躍してくれるアイテム。ストンとした縦長のシルエットを作りやすいので、体型が気になる人にもおすすめのタイプです。
またコーディガンはカーディガンのようなシルエットで、コートのような生地の厚みを感じさせるアイテム。秋から冬の上着としてコートよりもラフに着こなしたいときにぴったりですよ。
ラップカーディガンは上記の3タイプとは異なり、留め具がないタイプのカーディガン。まさに『羽織りもの』といったイメージで、春先や初夏などの肌寒い時期の上着におすすめです。
襟のデザインで選ぶ
カーディガンはどれも似たデザインで、代わり映えしないアイテムというイメージはありませんか?
同じ色でも襟のデザインが違うカーディガンを着るだけで、印象を変えることができます。カーディガンの襟には、このような種類がありますよ。
- Vネック(ノーカラー)
- ショールカラー(糸瓜(へちま)カラー)
- スタンドカラー(襟が立っている)
Vネックは襟がないタイプなので、インナーとしても使いやすいオーソドックスなタイプです。ラフなスタイルからセミフォーマルまで、着回したいときにおすすめです。
一方ショールカラーは、丸みのある襟が特徴的なタイプ。コーディガンや、ロングカーディガンなどに多いデザインです。
またスタンドカラーも襟のあるタイプで、こちらは襟が立っているデザインが特徴的です。首周りを包み込むようなデザインが多いため、上着や、冬場のアウターとしてもぴったりですよ。
素材で選ぶ
カーディガンは通気性の良く、サラッと着こなせるタイプから、保温性が高く冬でも暖かく過ごしやすいタイプまでいろいろな種類があります。このように素材によってコーディネートに適したカーディガンを選んでみるのもポイントです。
- 1年を通じて使いやすい『綿(コットン)』
- 爽やかな着心地におすすめの『麻(リネン)』
- 暖かさを重視したいときには『アクリル、ウール(毛)』
- 耐久性や、ストレッチ性がほしいときは『ポリエステル、ポリウレタン』
特に麻や、アクリル、ウールは、見た目にも涼やかさや、暖かさがわかりやすい素材です。季節によって、自分が心地よいと感じる素材を使ったカーディガンを選んでみましょう。
無地 or 柄ありで選ぶ
カーディガンのデザインは、シンプルな無地のイメージがある人も多いのでは。実は無地以外にも、このようなデザインがあります。無地のTシャツに羽織るなら、柄ありのカーディガンでコーディネートにアクセントを加えるのもおすすめですよ。
- 杢柄(もくがら)…遠目からだと無地にも見えるシンプルなデザイン
- ボーダー、ストライプ柄…初心者さんにも◎!ラフでおしゃれなアクセントに
杢柄はシンプルなので、派手なファッションが苦手な人にも挑戦しやすいデザインです。モノトーンコーディネートが多い人にも、アウターとしてもおすすめ。
またボーダーや、ストライプ柄はTシャツにも使われやすい柄なので、無地のインナーとも相性抜群です。ラフ感が出るので、休日のゆったりコーデにもぴったりですよ。
メンズカーディガンをおしゃれに着こなすコツをご紹介!
サイズに合ったカーディガンを選んだはずなのに、なぜか野暮ったく見えてしまうことはありませんか?ちょっとしたコツを掴むと、手持ちのカーディガンもおしゃれなコーディネートに変身できますよ!今度はカーディガンをおしゃれに着こなすコツをご紹介します。
ボタンをわざと開けてラフに着こなす
カーディガンのボタンは、きっちり上から下まで留めていませんか?ラフでカジュアルな着こなしを楽しみたいときは、ボタンをわざと開けてみるのがポイント。
インナーのデザインをチラ見せしたり、一番下や下から二番目までのボタンを外して、裾がまくりあがらないようにするのもおすすめです。
ビジネスシーンでは体にフィットする形がおすすめ
ゆるめでやや大きめのシルエットのカーディガンは、アウターや、上着におすすめのタイプのカーディガンです。かっちりとした装いが好まれるビジネスシーンでは、体にフィットしやすいシンプルはVネックのカーディガンがおすすめ。
さらにスーツや、ジャケット、ネクタイの色味と合わせると統一感が生まれて、自然な印象を与えることができますよ。
ロングカーディガン&コーディガンはボトムのシルエットも要チェック!
おしゃれな上着としておすすめのロングカーディガンや、コーディガンを着るときは、ダボッとしたデニムよりも、すっきりとしたタイトなボトムを選んでみましょう。体型の縦ラインが目立ちやすいので、スリムな印象を与えてくれます。
さらに足周りや、ウエストをカバーしたいときは、収縮して見えやすい黒色のボトムがおすすめです。
自分と相性の良いメンズカーディガンを見つけてみよう
カーディガンといっても、種類はさまざま。シンプルなカーディガンは1年中着回せる魅力がありますが、丈や、素材、デザインで選ぶと、季節に合わせたおしゃれなコーディネートもできます。
メンズのカーディガン選びに悩んだときは、今回ご紹介した内容を参考に自分に似合う1着を見つけてみてください。